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温泉バカンス〔3〕温泉満喫?編 [捏造◆作文]

舞台から言えば、待ちに待った「大浴場編」なんですが、「大欲情編」との誤解を招くと、
ほとんど な~~~んも してないので(いちゃいちゃする以外)
申し訳なさすぎ[exclamation] なので、このようなタイトルに。
温泉ネタは一応、ようやくの完結です(^_^)

帰り道は、もう淋しいから書かなーーーい!
つか、一生行ってろ! そこに棲みついてろ、貴様ら!!! 
って感じですか[ダッシュ(走り出すさま)]


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 やたらと手が掛かった、こまごまとした細工物のような前菜の数々。極薄味も絶妙な湯葉の煮物。透き通る冬瓜の冷鉢やら名前もよく分からない山菜の和え物。抹茶塩を添えた地場野菜の天麩羅。香ばしいイワナの塩焼きに脂の乗った刺身。わざわざ卓上で火を入れる上州赤城牛のしゃぶしゃぶ。大女将お手製という懐かしい味の梅干しと、ほっこり炊き上げられた魚沼産コシヒカリ。

「旨いか? 雄一郎」
「胃袋がでんぐり返っとる…」
「本当に、寝だめ食いだめが出来たらいいのにな」
 くすくすと楽しげな笑い声を零しながら、目尻に優しい皺を寄せ、祐介が見守っている。箸の上げ下げにも、包み込むような眼差しがついて回る。
 何やら、祐介が自分の皿に掛かる時だけ、ようやく息がつけるような。ふと気が付くと、さっき食ったはずの湯葉が器に再出現している。
「好きだろう? 湯葉」
「………」
 こんなにいっぺんに食い切れん、って言うとるのに。仕返しに祐介にも何か押しつけてやろうと思うが、好物も苦手も咄嗟に思いつかない。……何だか負けたような気がする。
 いつもの八潮のつましい食卓とは勝手が違う、余所行きの豪勢な晩餐に接して、少し戸惑う。差し向かう卓上の空気はどの皿の中身より甘く、腹より先に胸が一杯になる。
 艶やかな白飯を乱暴に頬張ると、上目遣いに窺った向かい席で、端正な美貌が世にも幸せそうに微笑んだ。

 食べてすぐ寝ると牛になる、と子どもの頃にはよく言われたものだが。あまり残しても悪いからと頑張り過ぎた。腹がくちくなったすぐ横に、掘り炬燵なんかがあるのが悪い。
 自堕落にひっくり返った頬に、ひんやりとすべらかな板張りを感じる。名を呼ばれながら、放り投げた手を引っ張られるが、いやや……ここがええ。動きとうない。小さな苦笑が降ってきて、薄い肌掛けが掛けられる。真新しい布団のすべすべの冷たさが、肌に気持ち良い。
 隣に滑り込んだ充実した重みが寄り添ってきて、肩を抱き込まれた。目はくっついて少しも開かないまま、柔らかい壁に鼻面を突っ込んだら、上質な服地から香る仄かな匂いに包まれた。ああ、ぬくい………祐介の、いつもの整髪料の匂い。
 ふぁあ――、極楽。もう牛でも馬でも構わんわ。

「雄一郎」…肩を優しく揺すられている。
「雄一郎、起きないか? 温泉入りに行こう、温泉」
 祐介が、珍しく子どもじみたしつこさで揺り起こしていた。面白いから寝たふりを続行してやる。
「雄一郎~~~。ここの宿代の八割は温泉の値打ちだぞー」
「テーブルの値打ちと違うんか」
 混ぜっ返して背中を向ける。ふんっ、と小さく吹いた鼻息を置いて、足音がしたかと思うと、
「うわっっ!!」
 浴衣のうなじに角氷を突っ込まれた。
「ロックのお代わりはいかがです、お客さま?」
「祐介っ!」
 こちらも浴衣に着替え済みの祐介が、けらけらと笑って、
「今度は板の間がいいか? 二階にはベッドもあるぞ。この部屋にいる限り、お前の安全地帯はないのを忘れるな」
 さらりと恐ろしいことを言う。思わずぎくりとして身を起こすと、タオルその他の入浴セット一式が手渡された。
「ここの自慢の大浴場は古いだけに混浴だから、夕食後しばらくはご婦人専用なんだ。うたた寝している間に、丁度女湯タイムが終わったぞ。行こう、雄一郎」
「……温泉マニアだったんか、祐介」
「いや、オフィシャルサイトの受け売りだ」
 にやりと笑った祐介に引きずり立たされ、部屋を後にした。
 知らぬ間にテーブルの上がすっかり片付いている。膳を下げる物音にも気付かず爆睡していたのか、と己の放埒ぶりに些か呆れた。

 木の香りも清々しい館内を、例によって複雑な道筋で辿る。祐介が自信有りげに先導しているが、よく迷わないものだ。
 通過する渡り廊下には、動物の剥製や近所で発掘された化石、常連だった文人墨客の遺物などを陳列するガラスケースがあったり、著名歌人俳人の手になる掛け軸がずらりと飾られていたり。何でもない廊下にも、床しい白黒写真の額が其処此処に掛けられ、ちょっとした博物館のようだ。
「すごいな。理科と社会と文学の勉強が出来るぞ」
 首を振り向けて面白がるが、祐介は足を止めてくれない。後で一人で来たるわい。…問題は一人で帰れるかだが。

 部屋にあったリーフレットによれば、大浴場の屋形は明治中期の竣工で、国の登録有形文化財、だそうな。
 外から見れば深緑に苔むした屋根に抱かれた高い天井を、どっしりと重厚な梁が支えている。三面に穿たれた窓はこれも和洋折衷というのか、洋館でよく見るような半円を載せたアーチ型で、それが日本古来の木組みで丹念に作られているのが珍しい。
 使い込まれて黒光りする板張りの床が、八つの方形に区切られ、それぞれに満々と透き通る湯を湛えている。
 雰囲気に配慮して、古風な行燈を模した灯りが四隅にあるだけで、浴室内はかなり暗い。もうもうと湯気が立ちこめていることもあり、十歩も離れれば互いの顔の判別も難しい。それがまた、歴史ある秘湯らしさを醸している、とも言えるか。

 他に客のいない貸切り状態をいいことに、贅沢にもそれぞれが掛け流しの浴槽を一つずつ占領して身を沈める。
 無色透明のいで湯は肌触りが柔らかく、絶妙な適温が文句の付けようもなく心地よい。体が解れる程に、二人して同時におっさん臭い嘆息が出て、顔を見合わせて笑った。
「良かったな、貸し切りで」
 とは、祐介の満足そうなコメント第一声。
「こんな真夜中にわざわざ浸かりに来る物好きが、そうそういてたまるか」
「まあ、もし誰かいても、これだけ暗ければ大丈夫か……」
 ――何を言っている? と祐介を見遣ると、隣の浴槽から伸びてきた手の指先が、いきなり無遠慮に首筋をなぞった。
「…ひゃあ……っ」
 ぞくりと背筋を走ったおぞけに変な声が上がり、祐介が盛大に吹き出す。
「体じゅう派手な印だらけだぞ。まさか、無防備に他の男に見せびらかす積もりだった訳じゃあるまい?」
 湯温のせいではなしに、脳天まで瞬時にかぁーーっと沸騰し、隣のすけべ面にざばっと湯を浴びせる。
「はしゃぐな、良い歳をして。せっかくの温泉情緒が台無しだろう」
 カエルの面に秘湯の湯か、つるりと顔を拭ってまだほざく。
「こんな憂き世離れしたセットの中で、薄明かりも悩ましい湯気越しに見せつけられて、こっちはさっきから鼻血が出そうだっていうのに……」
 流し目付きで連綿と。誰かこの減らず口に蓋をしてくれ、湯当たりする前に憤死する!

「―――っ!?」
 エロい言葉遊びに妙な神経が立っていたのか、脇腹を微妙に撫で上げられた感覚がして、反射的に飛び上がった。
 疑惑の目でねめ付けたが、唯一の容疑者は涼しい顔をして対角線の向こうまで離れている。……今のは何だ?
 また、今度は脚を、すすすと微かなくすぐったさが走る。
 最低限に絞られた灯りの中、目を凝らして浴槽の底を見ていると、敷き詰められた玉石の間から、大小の泡が間歇的に湧き上がるのが分かった。暖色の灯火が流れる水面に、碁石のような黒からグレーの艶やかな濃淡が透ける中を、微光を閉じこめた透明な珠の連なりが、踊りながら次々と横切る。
 夜のしじまに音もなく繰り返される、見る者も二人だけという秘めやかな不思議に、しばし魅入られた。
「この浴槽の底がそのまま、千年前には川底だった源泉なんだそうだ。偶々適温で湧いた湯がひとりでに浴槽を満たしているというから、世界一新鮮な温泉なのは間違いないぞ」
「何や、そうか。一瞬びびったぁ………けど、面白いな」
 造化の妙というものに感心しながら、先程の自分の慌て振りを思い出すとちょっと恥臭い。面映ゆさに薄く苦笑すると、
「そんな顔が見たくて、お前を連れて一緒に来たかった」
 空間を埋める靄の複雑な陰影を、祐介の視線の漆黒が弾いて光る。
「…来て良かった?」
 甘く低く、霞む視界の底を這う声が問う。
 しっとりと重い蒸気に潤んだ鼻柱同士を摺り合わせ、捜し当てた唇を捕まえて重ねる。開いて迎え合った唇が互いにため息を零し、息を継ぐにもまた濃密過ぎて、いっそ咽せ返るような。
 ――ああ、あんたと一緒に来ることが出来て、幸せだ。
 仕上げに、両手で思い切りバシャリと、また湯を見舞った。
 きさまが喋り過ぎるから、口では言うたらん。つか、言えるかボケっ。察しとけ!
 悔し紛れに目一杯ガンを飛ばしても、対する美貌は愉快そうに笑み崩れ、一向に応えた様子もない。根負けして、己も笑いの虫を抑え付けるのを諦めた。

 いかにもこの宿最古の湯屋らしく、この築百余年を数える大浴場には洗い場もシャワーもない。浸かるだけの本当の湯浴みというやつを、各々無言のうちに満喫していたが。
 玉石から沸き立つ泡を飽かず眺めている間に、八つに見えた浴槽が実は四つで、真ん中に渡した丸太は、仰向けに浸かる時の枕になることに気が付いた。隣の仕切りの祐介を窺うと、濡れた板張りに重ねた上膊に頬を伏せ、ゆったりと目を閉じている。
 水面を騒がせないように丸太をかいくぐって脚を伸ばし、浴槽の内壁に斜めに寄り掛かった祐介に、出し抜けに足払いを掛けてやる。「わっ」と一声残して、検事殿がざぶんと水没した。ざまぁみろ!
「―――雄一郎っ!」
「この丸太、仕切りや思てたら枕やで、ほら」
 大笑いしながら後ろ頭を深々と預ければ、浮力が軽くする体重が丸太枕を支点に釣り合って、仰向けに半分浮き気味になる。アーチ窓を飾る、輪郭をぼかした月を気分良く見上げていると、するりと巻き付いてきた腕に後ろから腰を抱き取られた。背後を見返る間もなく、密かに潜航してきた祐介が下方からひたりと寄り添い、半ば浮いた己の身を支えた。
「おい、祐介……」
 腰に当たる兆し掛けたものに、てっきり悪さを仕掛けてくるものと思って苦ると、
「ここで見る月は、一年中朧月だな」
 祐介の視線は、先刻まで見ていた遥かな月影に注がれていた。釣られて、己もまた淡金に滲む光を仰ぐ。
「……腑に落ちん。ほんとにあれ、いつも見てるのと同じ奴か」
 思わず慨嘆が漏れると、
「全くだ。あっちに出ているのは、もっと痘痕で草臥れてるぞ」
 木霊のように、同じ感想が耳元で呟かれた。
 凄惨な現場を這い回る己達を冷徹に見下ろす、我関せずと汚穢を寄せ付けない月。かと思えば、此方と一緒に薫蒸されたかのような、とろとろに煮溶けて姿も光も柔らかな朧月。
 湯の中で重なる二つの躯を、繋留する腕がさらに引き付けて、
「――お前と一緒に見てるからかな…」
 耳元に擦り寄せられた横顔から、うっとりと眠たげな囁き。
「あんたなぁ……」
 毎度ながら痒過ぎる台詞には、呆れ果てて二の句も継げない。…が、胸が詰まるんだか腹がムカつくんだか、よく分からない切迫に急かされて、気が付いたら言っていた。
「俺のことばかりじゃなく。……もう少し、あんた自身でも満足とか快適とか………幸せンなってくれ」
 いかん。焦った余りの誤爆とはいえ、俺の台詞のほうが、更に上を行くクサさになってしまった。祐介の羞恥心麻痺症には伝染性がある。
 一片の言葉もないまま、背後から己を絡め捉える索条が、いよいよ強く締め付けてきた。
「祐介、痛い」 控え目にクレームを付けても、緩むものでもない。
 諦めて、肩口に被さってきた頭の、馴染みの匂いに鼻先を埋める。
「なぁんで、八つも風呂あるのに。どこでも浸かり放題やのになぁ……」
 ぼやきながら苦笑しながら。
 遥かに遠くて近しい月を肴に、身も心も、ただ蕩けるに任せていた。



                                                ◆おしまい◆
***************************************


だんだん、ウチのニセ義兄弟も、自分の芸風というかが分かってきたようです。
そう。あんた達は、エロじゃなくてクサさで勝負[パンチ]が身上のようね(^"^;)
分をわきまえて、せいぜい精進いたしましょ~~[かわいい]





タグ:蜜月期 温泉
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青子

はじめまして。昨日日課(ほぼ仕事です^^)の高村サイト探しをしていてたどりつきました。
新しいサイトさん?きゃー!!!!!
早速読ませていただきましたら、最近再度ハマってらっしゃるとのこと。一緒だー!とまた喜んでしまいました!!
わたしも10年以上前に、雄一郎好きだー!とひとり燃え上がっておりました。が、子育てだなんだと現実生活が忙しくなり、ちょっと離れておりました。年月を経て自分の時間が楽しめるようになり、パソコンに向かいふと思いついて高村薫を検索したら、素敵な世界が――――――!以来、サイトを巡り、本棚に置きっぱなしだった、マークス、照柿を引っ張り出し…この数か月日常生活が崩壊気味…旦那、坊主たち、ごめんよ。
閉鎖、更新停止が相次ぐ高村サイトで、新しいサイトさんは超貴重!ありがとうございます!!!
お話も見事にわたしのツボ~^^。祐介にベタベタに甘やかされる雄一郎、好きです・・・。風邪ネタも。うふふ・・・
お話の更新が超早なのに驚いてます。(今朝開いたら、浴場編が^^)嬉しいです。愛ですねー^^。これからも楽しみにしています。また、コメントさせてください。身近に語れる仲間がいないのです(涙)初めてなのに長々とすみませんでした。
by 青子 (2011-10-07 10:25) 

げこ

うわあああああああ! ブログ開設以来、初コメントがついに(>_<)!!
凄い嬉しいです。今、キー打ちながら指がガクガクしてます。

……改めまして(気を落ち着ける)


* 青子さま * * * * * * * * * * * * * *

初めまして(*^_^*) 再発性の合田中毒に冒されてます、症状真っ盛りで死に掛けてます、げこと申します。
私も、発症当初、それはもう日課のように、埃が積もった骨董パソコンを駆り立ててサイト巡りをしたんですが、休眠中や縮小運営中のところが多くて……orz
こんな素敵なお話を書いてくださった方は、もうここを2年も訪れていらっしゃらないのね…… もう新しいお話が上がることはないのね…… とひたすら悲しくて淋しくて。
何で10年も遅れてハマるかな俺!! と地団太を踏むこと数日。
でも、どうしてもどうしても同病のお仲間をみつけたくて、ついにブログ開設と相成ったわけです。

青子さん、ありがとう、ありがとう、お目にかかれて本当に嬉しいです!!
一緒にハマれて幸せですv 

私もおんなじですよ~~、日常生活が崩壊寸前。やっとP●Aの任務から開放されたのに、夏休み以来いきなり無愛想になり、冷淡になったママを許してくれ!(T人T)

リアルで同病仲間が近くにおらず、ほんとうに掛け値なしで淋しく過ごしています。ぜひぜひ、またおいでくださいませ。
書き込みも、このとおり、あつくるしーほどに大歓迎ですのでv(せっかくのお客様にウザがられない程度に自律しないと。今後の課題です…)

拙い捏造を、ツボって仰ってくださって、陶然とフリーズするくらい嬉しいです。こんな大嘘八百の合田さんをでっち上げて、いくら大嘘の相方の加納さんの口からでも「雄一郎」呼ばわりなんかさせちゃって、神罰の雷に打たれないか、ほんとビクビクしてますから。青子さんだけでもウケてくださるなら、お許しくださるなら、またでっち上げる気力が湧いてきます~♪
いきなり脳にウジが湧いて、勢いのまんまどーーっと書いてしまうので、次のネタはまだ全然未定なんですが、また更新がんばります♪




by げこ (2011-10-07 11:04) 

にきーた

はじめまして。
告らせてください。私も全く同じ病にかかっています!
昔も大好きだった「合田雄一郎と彼をめぐる男たち」ですが、子育てだのなんだのと追われてしばらく危険な高村ワールドと御無沙汰しておりました。
それがこの夏何故だか再読熱がギュウン!と上がり、読みだしたのが運の尽き。行間から立ち昇る官能の香りに毎日クラクラで、日常生活に支障をきたすほどです。

この萌えをなだめるために、あちらこちらのサイト様を巡り巡り…先日「秦野組長」で検索していてこちら様にたどりつきました。温泉バカンスにうっとり…。この二人ってなんだか一緒に食事しているだけで色っぽいですよね。読んでいて脈が早まるような素敵なサイトを作ってくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!

ありがたいと言えば、こちら様で七係シリーズの記事を拝読しましたら、もういてもたってもいられなくなりまして…今日ついにコピーをゲトしに某所に行って参りました!なんだかげこ様に背中を押していただいたようでw勝手に感謝しております。

今はサンデー毎日の展開が楽しみです。新冷血の合田さんと並行してマークス、照柿を読むと、その若さ危うさにどきどきと胸の鼓動が高まります。
湖北の宿、兵庫北部の山林…夢はふくらむばかりです~。

また寄らせてくださいませ。いきなりの長文で失礼いたしました。
by にきーた (2011-10-07 22:11) 

げこ

* にきーた様 * * * * * * * * * * * * * * *

初めまして! ようこそおいでくださいました(*^_^*) 
長文なんて、タカムラ中毒患者の第一症状じゃないですか、どうぞお気になさらずv
勇敢にも、同じ病を告って頂きまして、大変に嬉しいです!
今日は何てしあわせな日なんだ~(T_T) 手帳にマルして、ずっと個人的祝日にしたいくらいです♪

にきーた様も、よりにもよってこの夏に!
何なんでしょう一体。やっぱり、合田さんと一緒で「ぜんぶ暑さのせい」なんでしょうか(爆)

某所、行かれたんですね(^ー^) 
ということは、先輩諸姉のリクエストのために、掲載ページ頭で背がバッキリ割れた、あのラブリ~な『小説現●』ご覧になったんですねv うわ~い、仲間だ、仲間だぁ!(小学生)
背中を押す、なんて上品なモンじゃなく、べったり負ぶさって懐きまくってるかも~(^_^;)

はたのん(ハードカバー単行本版)、私も大スキーです!
何で、こんなおっさんも文学青年も読む真面目な本で、こんな心臓ばくばくのおっそろしい色っぽい文章があるんだー、何て心臓に悪いんだー!と脳内で叫んでました。

サンデー毎日、今まで「どうせ改訂されまくっちゃうんだし単行本待ってよう…」と無精こいて追っかけてませんでしたが、ネットの騒ぎで元義兄登場を知って、翌朝コンビニに吹っ飛んで行きました。しかる後、図書館へ押しかけてバックナンバー読破っす。雑誌コーナーなんて初めて行ったよ(^"^;) そして、1冊につきたったあれったけのページ数、座り込むのも面倒で、棚にセミみたいに張り付いて読んでました………すごい怪しい主婦!(爆)

おじさまのもの淋しさ、うら悲しさを漂わせる「新冷血」の合田さんも、もちろん素敵ですが。スロット台で隣に座ったおっさんだか青年だかが、きっと危うい色気や場違いな痛々しさに、何だか訳も分からずに血圧が上がって、医者に駆け込んだに違いない!
30なるならずなんて、ほんと危うすぎて不整脈出ますよね~(>_<)

「新冷血」、元義兄、出ないかな…… わずか伝聞3行でこの騒ぎだから、団地のドア開けたらエプロン姿で立ってたり、いきなり道端に車横付けして拉致しに来たり、新聞の集金でも街角でぶつかるんでも宗教勧誘でも、どんな現れ方でも本物の元義兄が出現したら、わたし、コンビニの週刊誌棚の前の床で吐血して死ぬかもしれない~!(大迷惑)

ぜひぜひ、またいらしてください。
腐ったお話をご一緒にして、ちょっとでも熱下げて、社会復帰いたしましょ(無理?)
 
by げこ (2011-10-08 00:49) 

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